雪が好き。雪国を元気にしたい。

 

雪国は、日本人の心の原風景でもあります。
世界中の “雪で遊ぶことが大好き” な人達に、日本の雪国の魅力を伝え、都会に住みながらもつながっていくためのプロジェクト、それが「YUKISATO(雪郷)」です。

 

YUKISATOは、新潟県上越市中郷区岡沢にあります。妙高山をはじめとした火打山・焼山と連なる山嶺から、Lotte ARAI Resortのある大毛無山、光ヶ原高原、日本海と、四方を豊かな大自然に囲まれた場所です。

 

「雪が好き、ウィンタースポーツが好き」けれども今は雪国に住めない…という人達が、雪山を遊び場としてもち、訪れたり、心の中でつながっていくことができたら…。そのための情報を発信し、相互を往還させる仕組みをつくることがYUKISATOプロジェクトなのです。

 

「自然・人・文化」のすべてが揃っているこの地域で、YUKISATOに賛同してくれたメンバーと共にYUKISATO Labをつくりました。ここを拠点として、ビジョンに共感したクリエーター、メディア企業、建築家…などのメンバーで様々な活動を展開します。

 

たとえば…冬は豪雪を活用したアクティビティとしてスノーモービルツアー、ナイトツアー、星空観測など。夏はその森の管理のため、下草刈りや伐採など、チェーンソウの使い方まで学ぶワークショップを。また、美味しいお米の生産地でもあるので、田植え体験ツアー、山菜ツアー、稲刈りツアーなども開催します。

 

雪が大好きな人達が「雪国」を守り、元気にしていくため、地域といっしょに学び、体験し、交流し、そして心の支えとなる…そんな相互の関係を作り上げ、地元創生にも展開していきます。友達や家族、自分の大切な人と一緒に訪れてみませんか?かけがえのない経験と喜びがあなたを待っています。

 

「雪郷」の由来

 

冬になると「雪」にすっぽり覆われるこの豪雪地帯。「郷」という字は、村里や集落を意味する言葉ですが、「雪郷」はこの場所だけを指す言葉ではありません。

 

「郷」は、卓を真ん中にして二人が向き合う姿を元に生まれた文字。降り積もる雪を窓の外に見ながら、卓をはさんで人と人が集い、語り、学び合う場所…

 

「雪郷」は、そんな情景が浮かぶような、訪れる人の思いまで体現できる言葉として生まれました。

 

代表 塚田卓弥がなぜYUKISATOを始めたのか?

 

私はスキーやスノーボードといった雪で遊ぶことが好きな人に伝えたいことがあります。

 

若い時にスキーヤースノーボードに触れて、ウインタースポーツを楽しんだ人が、大人になり、結婚し、子供を授かったり、外的要因が変化すると、それまで山にこもって遊んでいたような人たちまでも、一人、また一人と雪山から離れ大多数の人は、雪の降らない地域に行き、雪山地域ではなく街や都市での生活を始めます。

 

そんな雪にはまった人たちが雪国で一年中、雪国で生活していけたらどんなに素敵なことなんだろう・・・・スノースポーツ好きだったら一度は考える最高の環境での日常生活という夢です。

 

私には実現したい夢があります。

 

現在は都会に住みながらも、心の拠り所である雪山地域に自分の遊び場をもつことができ、その遊び場で時間を楽しい仲間たちと時間を過ごせるような帰属できる遊び場をつくる実現したい夢があります。

 

雪国が雪郷として、「自然資本」や「社会関係資本」を最大限活用できる、地域の強い絆の上で結ばれる、新たな人と自然、人と人の交流が行われる次世代の人材育成をしたい実現したい夢があります。

 

ある雪国が好きでそこに住みたい人が、もともとの住人と穏やかに話し合うことができ、共働から始まる実作業を通じ、共感を得て、認めてもらい新しい「YUKISATO」が日本の雪降る日本各地域で誕生してほしい。